海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

◆Date:2007年02月
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火災のフェリー ジャカルタ沖で沈没

2007/02/26

22日 (金)ジャカルタ タンジュンプリオク港からバンカ島に向けて出航した定期フェリーがジャカルタ沖約80キロで炎上し、何人かの被害者をだしたという報道があった。 この週末に海龍たちが SeaDragon のレギュラートリップで行っていた プラウ・スリブの少し西側の海域での出来事であるが、今晩 トリップから帰ってきてTVニュースを見ていたら このフェリーが沈没して 複数の警察・報道関係者が亡くなったという特別番組が流れていた。

フェリー火災:死者42人に インドネシア・ジャワ海

 インドネシア・ジャワ海で22日に起きたフェリー火災の死者は25日、42人となった。またジャカルタ沖にえい航された船体が同日、現場検証中に沈没し、取材していた地元テレビのカメラマン1人が死亡、警官ら5人が行方不明となった。

  救助隊によると、火災現場付近の海上では25日、20人以上の乗客の遺体が新たに見つかった。同フェリーは乗船者数がはっきりせず、300人以上が救助さ れたが、行方不明者が依然いるとみられている。乗船名簿の管理に手落ちがあったとして運航会社は当局の追及を受けている。

 フェリーはジャ カルタからスマトラ島沖のバンカ島へ向かう途中、車両用の甲板から火災が発生。焼けた船体は24日にジャカルタのタンジュンプリオク港近くにえい航され、 25日、現場検証のため船舶専門家や警官、報道陣など20人が乗り込んだところ、急に沈没した。(共同)

毎日新聞 2007年2月25日 21時21分


  この沈没事故で亡くなられた方たちには誠に申し訳ないのだが、この人身事故はまさに人災としか言えないのではないだろうか。 TV報道の映像をみていて 海龍としてはあきれ返ってしまった。

  タンジュン・プリオク近くまで曳航されてきたこのフェリーには 沈没当時、火災事故調査のため 水上警察をはじめとする調査関係者の他に TVクルーをはじめとするかなりの報道関係者が乗り組んでいたらしい。 その為、沈没寸前のところまで廻っていたTVカメラがあり、沈没前の状況が映像で残っている。 これが 今晩の特番でながれていたわけだが、海龍が一番先に呆れたのは、水上警察の係官とおぼしき人たち以外の人間が 他の警察関係者も含めて 映像で見る限りはだれも ライフ・ジャケットを装着していないということだ。

 昨年 日本ではやった映画「海猿 Limit Of Love」で多くの人の記憶にも新しいと思うのだが、沈没の可能性のある船に乗り込む際にはライフ・ジャケットの装着など常識中の常識のはずである。 先進国では 通常のレジャーボートの運航中でさえ ライフ・ジャケットの着用が奨励されているというのに 警察幹部の人を含めて ライフ・ジャケットもヘルメットも被らずに 火災を起こした船に乗り込んでいるのだ。

 しかも助かったカメラマンの話では乗り込んだ時点で船は既に傾いていたと言う。 この傾きがある時点で急速に大きくなり転覆するような形で沈没したらしい。 TVでその映像が流れたらし(うちの奥さんが見ていた)が、海龍はその後で甲板が45度くらいに傾いた犠牲になったカメラマンの最後の映像というのを見ただけである。

  いち早く危険を察し、最初に退船指示を行ったのはさすがに水上警察の係官だったと言う。 TVの特番で助かった報道関係者の一人が自分は泳げないので 船をなかなか離れる勇気がでず退船命令があっても傾いていく船の柱に捕まっていたが、いよいよ掴まっているのも難しくなって滑り落ちるように海に飛び込んだと言っていた。 こんなのも ライフ・ジャケットを着用していたらなんの問題もなかったわけで 助かった彼は本当にラッキーだろう。 一人のカメラマンは 自分にできることはカメラを回すことしかないので最後の最後まではとにかくカメラを廻していようと思ったと ちょっとプロっぽく語っていたな。 (でも腰を落ち着けてカメラを廻したのではなくて、逃げ惑う途中でもカメラがONになっていただけという感じの映像だったけど・・・)

  そもそも そんな状態の船に報道陣を乗船させるという判断をした当局の船舶事故にたいする無知といいかげんさにあきれる。 ちょうど その報道番組の直前に 「トッキュー」(海上保安庁の特殊救難隊を題材にしたマンガ)を読んでいたところだったので余計に その馬鹿さ加減にあきれてしまった海龍であった。

 
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[2007/02/26 記]  

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