海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

◆Date:2007年11月

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あぁ… インドネシアは 未だインドネシア!?

2007/11/16

先日 ウチのスタッフに貸与している バイクの年間税金の支払処理を行った。(STNKの更新) いつもは Jennyちゃんが 彼女の事務所近くのエージェントを使ってやっているのだが、今回は気がつくのが遅れたので スタッフ自身に SeaDragon 近くで エージェントを探させて そこでやらせようとした。 のだが・・・

通常のエージェント手数料は 2万ルピア弱。 こんなものケチって貴重なスタッフの時間を割くわけにもいかないので もっぱらエージェント起用なのだが、今回は 番号の変更をともなうので 費用が15万ルピアだと言う! なんだ、そりゃぁ??? というわけで 物は試しと スタッフに通常の仕事を免除して 全て自分でやるように指示してみた

 判明したのは 陸運局が制度を変えて、今の番号は バス用になったので 新たにバイク用に指定された番号に変更しなければならないとのこと。 よって次の手順が必要になるとのことであった。
  1. 番号変更の手続き
  2. 新しい番号での納税手続き (STNK 発行)
  3. 新しい番号のプレートの取得
  4. 車両登録証 (BPKP) の変更
しかも その手続き場所が 異なり なんとジャカルタ市内に離れてある数箇所での手続きが必要とのことであった。 なるほど エージェントが 高額の手数料を要求するわけだ。

 だいたい 政府のご都合で勝手に制度を変えているのに その対応は全くなっておらず、 新規プレート料金や 事務手数料を取られるのは 気に入らないものの、それは 実費として納得するのもやぶさかではない。 問題なのは受け入れ態勢が全くなっていないこと。 上記1-3の手続きだけで ウチのスタッフは丸3日間必要とし、北ジャカルタと中央ジャカルタを3往復もする必要があった。 そのうち一日は朝からただただ 待つだけ。

 まあ、ここまでは インドネシアの非効率さには 慣れているので あぁ・・・インドネシアはこれだから・・・で 悟りの境地なのだが、 ここからが 更に大問題なのだった。

 1-3までの処理がやっと終わり、最後の車両登録証の変更手続きとなった。 番号が変ったので 登録証にその旨の記載を追記する処理である。  基本的にはこれは当然と言えば当然なのだが 無料である。

 はりきって処理にいったスタッフ君、しょげて帰ってきた。 「所有者の委任状がないとできないそうです・・・
曰く、車両登録証だけで 実際のブツがなくても売買できるので 所有者の委任状が必要なのだそうだ。 番号変更の追記だけで そんな必要性はないはずなのだが、官僚的、かつ 形式主義のこちらのお役所のこと さもありなんとさっそく インドネシア語での委任状を作成して 翌日 スタッフ君は再度 役所へ。

 今度は 彼、ほとんどブッちぎれた表情で戻ってきた。 結論、拒否されました !!! と。 以下、スタッフ君の報告。

  1. 窓口で書類を提出したところ チラッと内容をみて 無視された。
  2. どうなっているのかを問い合わせたら 理由を言わずに 書類を受理できないと通告された。
  3. これでは ボスに怒られるので 理由を聞かせてくれ、理由が判らないと 修正のしようがないとしつこく迫ったが無視された。
  4. 周囲に同様の物が数名いたので いっしょに騒ぎ立てた。 なかには 某新聞社の記者もいたらしい。
  5. あまり騒いだので、中から別の係員が出てきて 別室で話をする(説明を要求) ことになった。
係員曰く、 
これを聞いて 一堂ブチキレしたらしい。 エージェントを利用すれば そのエージェントが同一RW/RT であることのほうがまずないではないか? なぜ彼らがよくて、自分達は駄目なのだ! 中には所有者の兄弟が来ていた者もいたらしく、 全く収まりがつかない。

誰かが、インドネシアらしく インドネシア流に 「いくら払えばいいんだ!?」と係員に詰め寄ったらしい。 (ひょっとしたら これ、うちのスタッフ君かもしれないんだけど) 

係員は 
  • そんな賄賂を受け取るようなことは できない。 
  • どうしてもと言うならば 待合室の外あたりをブラブラしているチャロ (仲介者: 実は身内)に頼めばよい。 大体 5万ルピア位だ。 
  • これは君らがどうしても教えろといったから 教えているだけのもので、自分は関係ない・・・ と。
と言うことで、 中にはそのチャロを使った者もいたようだが、うちのスタッフ君は頭に血を上らせて 報告に戻ってきたのでありました。 5万でチャロを使えば そのまま 処理できた様子だ。

 5万が惜しいわけではないけども まぁ 急ぐことでもなかったので この件は未だそのままで放置してある。 そろそろ処理しなけりゃ、忘れそうなのだけれども。

 本件、 早い話が 役所ぐるみの 所定外手数料徴収作戦なわけだ。 特定業者のみに 実質仲介を代行させ、手数料をバックさせる、それでも来る個人には 窓口で撃退して 外のチャロを使わせる。 領事館でのVISA 発行でも良く使われている手口だ。

 スハルト時代であれば 話は明確で 最初からもろ要求されるか、全くされないかのどちらか。 要求がはっきりしているので時間も手間もかからない。 今は表面だけのクリーン化。 実態は以前よりも 無茶苦茶でまったくの統制なし。

一部領事館では この手の問題が正規に問題視され 改善されつつあるようだが、 多くの役所でこんなことがつづいているのが インドネシアの実情だ。 

ああ、インドネシアは未だインドネシアだ !!!

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[2007/11/16 記]  

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