海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

スポンサーサイト

--/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- 記]  

  1. |
  2. スポンサー広告

思わず昔を思い出した『のだめカンタービレ』

2007/03/07


 このところ 巷に俗悪品質の日本ドラマ海賊版DVDが出回り、とりあえずはなんでも買い込んでとにかく見ていたのだが、ここで紹介したり 感想を書いたりする気力がおきる作品に暫くお目にかからなかった。 が この作品 『のだめカンターピレ』 2006年フジ系放送)は 久々に書く気を起こさせたドラマであった。
 
 最初 このDVDを購入するのを少しためらった。 理由はタイトルが「交響情人夢」 とでかでかと書かれていて 小さく目立たないところで嘘っぽいフォントで「のだめカンターピレ」 と書いてあるだけで 玉木宏の写真もなんか香港人ぼいので一瞬 香港ドラマではないかと疑ったわけだ。 でも よく見たら上野樹里玉木宏と書いてあるので購入することにした次第。

 でも内容は そんなには期待していなかった。 が、 第1話から 新鮮な驚きが・・・ ちょうど 「ウォーター・ボーイズ」  に触れたときと同じようなものを感じてしまったのだった。 内容を知らない人のために 自分で書くのはめんどくさいので、 最近 正規に発売になったらしい DVD に関する アマゾンの記事を下記に転載しておこう。

  強烈なキャラクターの音大生たちがクラシック音楽に真摯(しんし)に向き合う姿をギャグ満載に描いたそのギャップ感が意表を突く、音楽ドラマの快作。音楽 一家に育った千秋真一(玉木宏)は桜ヶ丘音楽大学のピアノ科に在籍しながらも、密かに指揮者を目指している。しかし、子どもの頃のトラウマから飛行機にも 船にも乗れないため、ヨーロッパに留学して音楽を学ぶ道は閉ざされている。絶望にさいなまれるままに泥酔してしまった千秋はその翌日、気まぐれに歌うよう なピアノの音色に惚れ惚れと目覚めるが、意識が鮮明になってくるとそこはゴミ溜めと化した同じくピアノ科の後輩・野田恵、通称のだめ(上野樹里)の部屋 だった。

  それぞれに個性の強い演奏者たちが一堂に会するのがクラシックのオーケストラ。そんな誇り高き面々と独裁者たる指揮者がぶつかり合う場ゆえに、オーケスト ラのリハーサルはめっぽうおもしろい。当然、世界的巨匠・フランツ・シュトレーゼマン(竹中直人)が選りすぐりの風変わりな学生たちを選抜して組織したS オケを、千秋が指揮することになる展開がおもしろくないはずがないのである。

   実写の強みをフルに生かしたクラシック音楽の魅力は全編に散りばめられており、コミック的な映像処理をほどこしたドタバタやベタギャグがどれだけ連打され ようとも、音楽はすばらしいという世界観が揺らぐことがないのは頼もしい限り。ドラマ中のBGMが基本的にクラシックのみという徹底ぶりも潔い。とりわ け、テーマ曲としてベートーヴェンの交響曲第7番をピックアップしているところが、まさにこの作品のスタンスを物語っている。つまり標題のある「運命」や 「第九」といった有名曲に比肩する名曲をドラマの中心に据えているのだから、クラシックになじみのない視聴者へのフレッシュなインパクトはいっそう強いは ずだ。この物語が非クラシックファンへのクラシックの訴求を任としているとすれば、これほどに真っ当な選択肢はないのである。

   コンスタントに奇声を発するその日常ともども、エキセントリックなまでにピアノに熱狂するその弾き姿が天才肌のそれっぽくて説得力満点なのだめ役の上野樹 里と、ひやっとするほどにクールな千秋役の玉木宏とのバランスも絶妙。クラシック音楽とコミカルな笑いとを融合させた大変貴重なドラマである。なお、第1 話には千秋の音楽の恩師・指揮者のセヴァスチャーノ・ヴィエラ役で、人気指揮者のズデニェク・マーツァルが登場する。(麻生結一)

 人は見かけによらないもので、体躯会系丸出し風の海龍は 実は 幼稚園児の頃から 東京でかなり有名な先生のもとで ピアノを習っていたのだ。 もっとも 小学校の途中で大阪に引越ししたのを機会に 嫌だ~! と言ってピアノからは逃げ出したのだが・・・  ここまでは 海龍の世代の親達の子供におしつける 「習い事」の流行の一環でしかないのだろうが、 もっと意外におもわれるのは 中学時代は 音楽部の部長だったのだ! 

 これは少し説明をしておく必要がある。 実は 海龍の通っていた学校は 某大学の付属で かなり実験的なことを中学・高校一環教育を通して行っていた。 で、この学校では中学では 全員が必ず運動部と文化部の両方に所属しなければならないというキマリがあり、 週にそれぞれ正規の駒わりのなかで 1駒ずつ (実際には2駒ずつ) 課外活動として これを行わなければならなかったのだ。

 で、海龍は 入学当時にみた 大学生のブラスバンドの行進のかっこよさに引かれてブラスバンドを文化部として選んだのだった。 ところが ブラスバンドは単一の部ではなく、 声楽班・弦楽班とともに「音楽部」 の一部でしかなかったのだった。  弦楽班、これが曲者なのだ。 ここは人数は少ないのだが、全員が幼少のころから バイオリン・チェロなどを叩き込まれてきた連中で、各学年に必ず1人は全国レベルの大会で優勝や総理大臣賞受賞がいるという豪華版の本格派なのだ。 彼らの弦楽4重奏を何度も聞いた事があるが、全員が全国大会優勝経験者で、ものすごいレベルの演奏であった。 彼らが言外に音楽部に与えた影響は計り知れない。

 また、声楽班の正指揮者は 他の班から出し(主として弦楽班)、その正指揮者が音楽部の部長を兼ねる という良く判らん伝統 (実力的にみれば妥当なのだが) があったのだ。 これは 当時の音楽部の顧問(=芸大出の音楽教師)が 第9を 生徒・OB にやらせるとうだいそれた夢があり、 3つの班を分離独立させずに「音楽部」として纏めていたと高校になって知った。 (設備も資材もすごく金がかかっていたと思う) 

 追記しておくと 高校になると 課外活動への参加は各自の自由になる。 「音楽部」での高校生はと言えは、 奇人・変人揃いの音大を目指している連中ばかりで 部の運営にはかかわりたがらず、奏者としての助人といった具合であった。 であるから 音楽部の部長は 中3 が就任することになっていたのだ。

 海龍の上下の学年の時には定石どおり 弦楽の輝かしいトロフィーをもった奴が部長になっていた。 が 海龍の学年は 弦楽班にとっては 狭間の学年で超優秀な者がいなかったのだ。 同期にはいくらでも 海龍よりも音楽に対する情熱も造詣も深い奴がいたのだが、顧問が単にマネジメント能力だけを評価して 海龍が部長に就任させられてしまったのだった。 (音楽の授業は そのおかげで お情けの下駄履きで 5 評価をつけてもらっていたようなものだ・・・)

 ながながと 書いてしまったが そういった経緯での音楽部 部長の肩書きなのである。 結構 中学・高校時代の生活の影響というのは残るもので、大学に入ってからも 海龍の周りには 音大生(なぜか 美大生も) の友人・知人が多く、音大・美大のキャンバスにもけっこう出入りしていた。 


 このドラマでは 洗足学園がロケに使われているが、防音設備のある練習室とかホールとか懐かしいシーンが山盛りだ。 で、 このドラマでは 講師にも学生にも 一般人からみれば 奇人・変人にあたるキャラが続出しているが、海龍の知っているかぎり 本当に連中は ほとんど 奇人・変人 なのだ。 教育科 はそれでも まだ 普通に近いんだけれども
ピアノ科、声楽科、管弦科などの 専門科は特にそうで その極めつけは指揮科だ。 だいたい 将来それで 喰っていけるという保証がなにもなく、つぶしのきかない分野で 餓鬼のころからずっとやっていないと話にならない金喰い虫を真剣に続けるには やはり 家が金持ちで奇人・変人でなければ (特に男子学生h) できないのだろうと思う。

 しつこいけど、連中は 本当に あのドラマの中みたいな感じなんだから・・・

 さて 野田恵 嬢、「のだめ」。 音大では最初は劣等性、落ちこぼれ なんだけど、ドラマ後半であきらかになるんだけど 幼児のころからピアノを始め、地元では天才少女だったのだ。  そうなんです。 あの分野はそういう人だけが集まる世界なのだ。 音大のピアノ科に合格するということは ピアノをやっている人にとっては それだけどすごいことなのだ。 上野樹里も小さい頃はピアノを習っていたそうだ。 スイング・ガールズの時よりも様になって見えたのはそのせいかもしれない。

 千秋先輩。  玉木宏がばっちり演じてますね。 まさに適役だったと思う。  本当の主役は のだめ なのかも知れないが 海龍としては 千秋先輩 を主演としたいところ。 玉木宏と言えば ウォーター・ボーイズでひょうきんな佐藤先輩役をやっていたような気がするけど、ラスト・クリスマスでの少し生意気なデザイナー役とか この千秋先輩役の雰囲気のほうが 彼らしさが出ていると思う。 玉木宏の千秋先輩、とにかくカッコ良かった!

 ああ、クラッシックも やっぱり いいなぁ・・・ と 暫く クラッシックから離れていた海龍にも思わせるいいドラマであった。
 




ついでに 妙なことも思い出したので ここに書いておこう。

 海龍の実家には 幼少の頃から なぜか 20数巻もあるような立派な百科事典とか美術大全集が何種類もあった。 しかも それらは なんと英語版。 、親父もお袋も お前達の教育の為だ! ちゃんとこれらを読みなさい!なんて言っていたが 小学生に英語の百科事典なんか読めるかよ~! でも見栄えだけはものすごく重々しくてすごい。てなわけで、ほとんど応接間の飾りと化していたのだ。 (見た目はそれはそれは立派な書棚だった)

 そう言えば世界童話全集とか 世界クラッシック名曲大全集 ・ 交響曲なんとか全集 なんて何箱にもは言ったLP集もあった。 うちの両親がそのような芸術分野に興味があったなんてことは絶対にない。 少なくとも親父はその正反対のガチガチのエンジニア肌だった。

 なぜ そんなものが実家にあったのかの謎は 後年になって判ったのだが、親父が終戦直後の学生時代、運動部で腹を空かせて 練習の合間にクラウンドで 芋なんかを作っていた頃に 大変お世話になった方が その種の物品の販売を当時やっており 頼まれて 賞与の半分くらいが吹っ飛ぶようなそれらを購入していたらしい。 で、お袋は1回だけならともかく、何度も続くので あきれ果てていたというのが真相であった。

 海龍少年は それでも 好奇心だけは人一倍強かったので 応接間で それらを理解もできないのに広げて、写真だけをながめていたり、LPを廻したりしていたのであった。 もっとも 世界のマーチ とかいうLP集は ブラスバンドの頃にかなり真剣に聴いてはいたけど・・・ 全く ターン・テーブルに載ったことのないLPもきっとあったんだろうと思う。

 今から思うと こうしたことが 海龍の 芸術面での原点にあるのは間違いないだろう。  妹たちは あまり 触らなかったようだが・・・・ 





[2007/03/07 記]  

テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. |
  2. [ CD Dragon ] 鑑賞 コメント
  3. | コメント:2

おおこれは・・・

なかなかの豪華キャスト竹野内豊・松嶋菜々子・仲村トオル・内田有紀・金子賢・及川光博)ですねぇ。 さっそく探してみましょう! 
一昨日「がんばっていきましょい」 を観終わって、現在は内田有紀の「ビッグ・ウイング」を見ています。 海賊版、安いのが取り得 (画像は悪いけど)
なんでもかんでも買いあさってしまって、CD Dragon 収集 ディスクが更新できないほど 溜まっています。
  1. 2007/03/14(水) 16:58:48 |
  2. URL |
  3. 海龍 #-
  4. [ 編集]

お薦めのドラマ

最近、再放送されていたフジテレビ系ドラマ『氷の世界』
99年に放送されていたドラマです。
(私は当時観ていませんでした・・・)

以前観た『人間の証明』と雰囲気が似ている
サスペンスドラマで
推理系が好きな海龍師匠にはお薦めです。
尚、主人公の竹野内豊は上記のドラマとキャラがかぶってます。
(『人間の証明』は02年放送)
ジャカルタに海賊版が売ってるかわからないけど
とりあえず関連WEB添付します。

http://www.tv-drama.com/99-10-12/kori.html
  1. 2007/03/12(月) 11:03:19 |
  2. URL |
  3. 鬼軍曹カオリ #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

海龍

Author:海龍

内容分類 ・ 内容別 目次

 

SeaDragon 海龍亭 別館 SeaDragon 海龍のつぶやき -ダイビング編

最近の記事

リンク

サイト内検索

Best Regards !!!





blogram投票ボタン





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。