海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

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クロコダイル・ハンター エイに刺されて死亡 (エイの攻撃について)

2006/09/07

当サイト内 関連記事 : 「クロコダイル・ハンター エイに刺されて死亡」
  1. 事故のあらまし
  2. エイの攻撃について
  3. エイのトゲと毒
  4. おまけ的考察
  5. 続報


それでは このエイの攻撃について考察して見ましょう。

  エイはそもそもはサメの同族で、サメが水中を泳ぎ回るのに対し、水底での生活(底生)を選択し、その方向に進化したものです。 トビエイ科のエイ(ダイバーにはおなじみの イーグル・レイやマンタ・レイ等)は これが何らかの理由で再度水底を離れたものです。 砂の中にいる魚介類を食料とするものが多く、口はほんどの場合体の下側にあります。
半分砂に埋もれたような状態で水底でじっとしていることが多く、ダイバーが接近して驚くとさっさと逃げます。

 ある程度までは エイ君は自分が見つかっていないとおもっているのか知らん顔してじっとしています。 それ以上をゆっくりと近づくと目玉が少し動いたりして明らかにこちらに警戒している様子が伺えます。 さらに接近をつづけるとあるところでサ~ッと逃げられてしまいます。 一般的に動物は「君子危うきに近寄らず」 「逃げるが勝ち」で危険を感じるとサッサと逃げ出します。 喜んで危険に身をさらすものがいるのはおおよそ人類という得たいのしれない生物くらいなものなんです。



普通はこのように逃げるだから上の写真のようなものを撮るのはとっても難しい。 静かに静かに 「いい子、いい子、なんにもしないからねぇ・・・」と ひたすらに相手に媚を売りながら接近しないとすぐに逃げられてしまうのだ。 〔右の写真は スタコラと逃げゆくヤッコエイ)



  こんなことを書いていると でもアーウィン氏はエイに攻撃されたとか、俺は子供のころに犬に咬まれたとか、いろいろと言う人がいるのは判っています。 動物だって他の動物(人を含む)を攻撃することはあります。 OWの学科でいつも言っていることですが、動物が相手を攻撃するのは次の3つの場合しかないんです。
  1. 捕食活動
  2. 生殖活動における競争相手の排除
  3. 自己防衛行動
この3つの状況では動物も攻撃を仕掛けてきます。 ただ 人間と違ってあそこにあるミサイル基地は我が方をその標的範囲としているから先に攻撃して破壊して防御しよう、などという前進防衛という発想がありません。 あくまでも本物の専守防衛なんです。 だから普通は逃げます。 逃げないで反撃に転じるのは逃げられない理由がある場合なんです。 ゴマモンガラを始めとする一部の魚は巣にある卵を守るために接近する他生物を迎撃に来ます。 
もう一つの逃げられない理由が 逃げ場がない場合です。 「窮鼠、猫を咬む」の喩どおり、逃げ道をなくすと人間を含めて動物は決死の反撃をします。 先の大戦での硫黄島の戦いなどがその一つの例であります。  だから動物(しつこいですが、人間を含めて) をそこまで追い込んだら、反撃を受けて自分が完全に無傷で済ますことは無理なのです。  野生の動物というのはよくしたもので、無益の戦い(自分が怪我をする可能性のある場合は特に)はしません。 ガンをとばされたからとか、肩がふれたからといって 殴りかかるのは 人間(といっても一部の人間だけど)くらいなものなんですね。

  あと一つ付け加えておくと、相手は攻撃の意図を持っていない場合があります。 これは大型の動物をペットにしているときなどに起きる可能性のある事故です。 相手はじゃれているつもりなのに、ひ弱な人間にとっては致命傷になってしまうというケース。 まぁ、これは時々あるケースではありますが、本題とは別の次元のお話なのであまり触れないでおきましょう。

  だから 海龍的に言うと どんな場合でも 動物に(この場合だけは 人間を除く) 襲われるというのは、襲われた側に問題行動があったといって過言ではないんです。

 

では アーウィン氏のケースを考えてみましょう。 「死人を鞭打つ」ことを極端に嫌う国民性か、国内での報道ではほとんど アーウィン氏の行動が原因であると推測させるような記載は見受けられません。 (個人のブログや2チャンネルを除く)。 しかしながら、 海外メディアでは ほとんどかならず専門家の意見として、エイは通常では人を攻撃したりはしないことが触れられていて暗に アーウィン氏側の過失を匂わせています。

 想像してみてもください。 カメラマンが巨大なビデオ器材をもってアシスタントと前方より接近。 その周囲には数名のおそらくダイバーが取り巻き、後方よりアーウィン氏が (スノーケルなので、それほどゆっくり、ゆっくりはできない) スーッとエイの上方泳ぎよる・・・   まるで人気のない夜道を歩いている時に 周囲をガラの悪そうな連中に囲まれその囲いが狭まる中、前方からは金属バットとおぼしきものをもった危険そうな数人がヘラヘラしながら接近してくる。 そこに突然後ろからス~ッと手でも伸びてこようものなら、多少武道の心得のある方なら反射的に相手を投げるなり突くなりの反応をするでしょう。 護身用にスタンガンでも持ってれば、その前の段階で手にはそれを握り締めていて、反射的にそれを相手に突き出すでしょう・・・ 

  アーウィン氏のケースではまさにこれが起きたのだと推測されます。 彼はけして危害を加えようとしたのではないでしょう・・・・ いや 同氏のことだから わざと相手(エイ)を挑発した可能性もありますけど・・・

  エイとの格闘シーンを撮影しようとしていたと言う話もあります。 まぁ なんと無謀というより 傲慢な・・・
商業主義の犠牲になったという解釈のしかたもあります。 奇術師の故引田天功氏、冒険家の故植村直己氏など世界を驚かせることをやってきた人に世間の要求・期待はどんどんエスカレートしていくのかもしれない。 そしてそれに答えざるをえないところが有名人のつらいところか・・・

  
  エイによる負傷事故は、通常 浅瀬で歩いて移動している際に エイをあやまって踏むことによって起きます。 それ以外では エイを釣ったときにエイが暴れておきることもあります。 ダイビング関係では 15年以上も前の話だそうですが インドネシア・メナドのフクイ・ポイント(巨大マダラエイがいるので有名)で初心者ダイバーであった ドイツ人(?)の女性が 潜降中に潜降速度をコントロールできず、あやまって砂地にいたマダラエイの上に尻から落ち、エイに刺されて死亡したという事故があったそうです(現地古手ガイド談


<つづく>  


当サイト内 関連記事 : 「クロコダイル・ハンター エイに刺されて死亡」
  1. 事故のあらまし
  2. エイの攻撃について
  3. エイのトゲと毒
  4. おまけ的考察
  5. 続報



[2006/09/07 記]  

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