海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

スポンサーサイト

--/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- 記]  

  1. |
  2. スポンサー広告

医龍と 海龍

2006/10/11

「医龍 - Team Medical Dragon」 鑑賞コメント

  高校時代に理科系クラスに何の疑いもなく在籍していた海龍は なんとなく医学部志望でもあった。 この「なんとなく」がキーワードで確固たる信念とか希望があったわけではなく、特に志望理由が見出せない医学部志望生徒だったわけだ。  それで実は、某公立医科大学に推薦でほとんど合格していたのだが、これを承諾すると他の大学を受験できないことが判明して家族会議となり、その家族会議での母親の言葉「アンタなんか、ちょっと血がでたくらいで 大騒ぎするような子が医者になんか向いているわけがない!」の一言で、血のでない(?)メカ系を選ぶはめになったというくらいまともな将来像を描けていないガキだったわけだ。

 実際問題、血はともかくとして、現在でも大きな病院のあの独特の雰囲気と臭いは今でも苦手だ。 ラッキーなことに海龍は今の今まで大病も大怪我もしたことがなく、入院というものをしたことがない。 整形外科を除くと海龍にとっては病院とは自分の為に行くところではなく、他人のお見舞いにいくところであったわけだ。

  人間の興味の対象というのは、環境に大きく左右されるもので現在では救命医療の世界にはかなりの関心を抱くにいたって、今頃になってあの時の選択はあやまっていたのかなぁ・・・などと思ってしまう。 まあ、海龍は指先が器用ではないのであまり優秀な外科医にはなれなかったことは間違いないだろうけど、今頃は「海龍」でなく「医龍」と名乗っていたかもしれないなぁ・・・。

  このドラマ「医龍」では救急救命の世界もたくさん出てくる。 傷口を指で塞いで止血しながらの処置とか、石をつかった止血、ボールペンのケースを胸に突き刺して肺腔内の圧迫空気を逃がすとか、どこかで読んだ記憶のある処置があちらこちらででて来る。 劇中で「外科医の腕はどれだけたくさん切ったかで決まる」みたいなセリフが何度かでてくるけど、その意味では戦時下の軍医や衛生兵ははかりしれない経験をもっていたのだろう。
  そう言えば海龍が若い頃に参加していた、熱帯のジャングルの中での国際大建設プロジェクトの現場の医療チームの主任看護士はベトナム帰りの 米国・海兵隊の衛生兵あがりだった。 現地政府から派遣されている医者よりも判断も処置も早く、みんなに頼りにされていたものだったのを思い出す。

  海龍の一族郎党の中には 某大学病院の外科部門の医局で教授までやった叔父を筆頭に現在研修医まで何人もの医者や製薬会社の研究員、プロパーと呼ばれる販売員とかがいる。 子供のころには叔父から大学医局のドロドロした様は何度も聞かされていたけど、若い研修医達の話では現在は昔ほどではないらしい。 昔ほどではないというのは、昔はもっとひどかったということだろうか。

  話によると日本の医学界が大学中心であることに問題があるらしい。 米国あたりでは 大学色というのはそれほどないとも聞く。 軍の果たしている役割も無視できないようだ。 それと やっぱり医学部の入試制度に問題があるのかもしれない。 日本の大学医学部に合格しようと思ったら やたら高い偏差値を要求されるか 桁違いに高い授業料を払って私立医科大に進むしかない。 この現実下では 単に成績がいいから医学部志望とか 親が開業医で子供を病院投資への原価回収のために何がなんでも医学部へといった環境下のものが医学部へ進学するという傾向がでてくるのはやむをえないのかもしれない。 現に先の叔父の奥さんは開業医で子供達は全員医学部へ進学した。 米国などでオリンピック級のスポーツ選手が引退後、医学部へ進学し医者になるなどという話は時々聞くが、日本ではありえない。

  自治医科大とか防衛医大とかの創設はその意味では良い試みだったんだろうと思うけど、どれだけ効果があったのだろう。 医者が余っているという状態と医者がいないという状態が混在するのは一家にとっての 投下資本がかかりすぎることが最大の問題なのだろうとしみじみと思う。

  さて劇中の「万人のための医療団」というのは 「国境のない医師団」がモデルのようだが、このような活動をされている医師、特に日本の医師の方には 本当に頭が下がる。 最先端の研究の分野も医学界の発展の為には重要なのは判るが、救命の分野というのが医療の原点であるような気がするのは海龍の幼稚さだろうか。

  ちなみに劇中でクルーズ・アップされている「バチスタ手術」ってやつだが、これは見直される心臓縮小手術に詳細がでている。  日本で初めてこの「バチスタ手術」に成功した須磨久善(すま・ひさよし)医師が「医龍」では手術シーンなどの医療監修を担当されたそうだ。 役者さんたちにメスの持ち方から指導したそうで 手術シーンは迫力満点だ。

ついでだけど、劇中のNGO「万人の為の医師団」が活躍しているシーンはなんと千葉県のとある採石場でロケしたものらしい。 う~ん、そりゃそうだね。 アフリカや中東にロケ出す金なんかないか・・・


[2006/10/11 記]  

テーマ:ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

  1. |
  2. [ CD Dragon ] 鑑賞 コメント
  3. | コメント:0

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

海龍

Author:海龍

内容分類 ・ 内容別 目次

 

SeaDragon 海龍亭 別館 SeaDragon 海龍のつぶやき -ダイビング編

最近の記事

リンク

サイト内検索

Best Regards !!!





blogram投票ボタン





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。