海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

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アンボン遠征 (その 5) アンボン島南岸 ダイブ

2006/11/03

さて アンボン島 南岸ダイブ・サイトです。 Maluku Divers からは一番アクセスしやすいポイントになります。


 アンボン島南岸(アンボン湾を構成する南側の「元」島の南岸)はスンダ海峡のサンヤン島西部と同様に基本的には5-10m程度の崖となっていいます。 数キロごとに入り組んだ岩礁地帯の中に小さな砂浜ができており、ここが絶好の休憩場所となります。 そういった場所は地元漁民の小さな部落(数軒程度)があり、何はなくても音楽というアンボン人の気質で大音量ながらそれなりの音質のアンボン音楽が流れてきます。

こういった地形のため海中も基本的にはドロップ・オフ系の斜面となります。 今回はいすれからか緑色の暖かい透明度の悪い水塊が流れ込んできており、 この部分では5~15mという透明度しかありませんでした。 ただ暖かいといっても なんと水温26~28度程度でプラウスリブの水温29~30度に慣れている海龍亭一行には結構冷たい水です。

この水塊の下におそらく本来の水であろうと思われる透明度20~30mくらいの更に冷たい水塊がありました。 場所によって違いましたが 概ね水深20m~25m以下のあたりです。 サーモ・クラインが発生するほどの温度差ではないのですが、2度程度は違います。

このエリアで特記すべきは 「Pintu Kota」 (インドネシア語で City Gate の意味)と 「Hukurila」 (地名)の2つのポイントでしょう。

「Hukurila」 には ちょっと面白いCave があります。 本当はCave というよりも 岩礁の隙間といったほうが正しいのかもしれません。 中央に水面まで抜けた深度18mくらいの30平方米程度の場所があります。 ここから 4~5方向に長さ5~10m程度の穴が散らばっているのです。 一番深い穴の外部開口部で25mくらいです。 穴の長さがそんなに長くないこと、開口部が結構大きいこと、中央部が水面に開いている為 光が十分に入り あまり Cave という感じはしませんが、それら穴を出たり入ったりして結構楽しめます。 

「Pintu Kota」 おそらくアンボンのダイビングを象徴するポイントであると思います。 岸には大きな穴が二つあいた岩が浜から突き出ています。 この岩脈が水中にも続いており、最後のところが大きなアーチ上になっているのです。 穴の開口部は幅20m程度、高さ10m程度はあります。 浅い側が18mくらいで深い側が25mくらいとなっています。 この深い側の下が ちょうど滝壷のようになっており35mくらいまで落ちています。 

 ガイド役のオニー君が「大きな魚が一杯いるよ」と言っていたのですが  ここで、海龍は 2mオーバーマグロ 8匹連隊と遭遇したのです。 このマグロ、イソマグロではありません! 8匹が目の前1mを次々に通過し、アーチを何度もくぐっていたので良く観察したのですが、顔がイソマグロ独特の醜い顔ではなくて イケメンなんですよ! 後ろから見ると腹回りなどは 最近太り気味の海龍の胴回り以上はあるかと思われるまん丸。 あれは100キロ級なのではないでしょうか! 薄暗かったので体色を確認できなかったのですが 海龍個人としてはキハダマグロミナミマグロではなかったかと思います。 Blue Fin (本マクロ) という説もありますが・・・ 兎に角 イソマグロ以外のマグロをダイビング中に見たのは初めてです。

 実はこのマグロ8匹連隊を 堪能したのは、海龍と Yoshi K氏、 及びサポート・ダイバーのロバート君+イタリア人ダイバーの4名だけなのです。 潜降時にトラブッた人がいたのと透明度が悪かったこともあり、潜降直後にグループがバラバラになってしまったのです。 海龍は Yoshi K氏+Yoshi K ママ の3人きり。 方向感覚と水中での感だけは抜群(と自慢しておこう)の海龍は透明度の低い中を ほとんど迷うこともなく一番乗りでこのアーチに到着したのでした。 到着後 へぇーっと見回しているときに深いほうの開口部からマグロ 8 匹連隊が侵入してきたのであります。
Yoshi K氏は カメラを持っていたのに写真をとるのを忘れて ただひたすらに感動していたそうです。 Yoshi K ママはちらっと巨体が突進してくるのが目に入ったとたん、怖くなって下を向いていたそうであまりよくは観察していないそうです。

 ロバート君達は 海龍が狂ったように叩くタンクの音で、連隊の2周目の旋回あたりで到着したので二人とも堪能できたようです。 で、残りの人達は かなり遅れて 到着したので 連隊は既に旋回を止めて行ってしまった後。 ただどのグループにも指示にしががわない人がいるように この 8匹連隊にも1~2匹そういうのがいてアーチに戻ってきたのでそれを見たようです。 でも アーチ通過はしませんでしたけど。

 他にもスナッパー系の60~80cm級もいたのですが 全て記憶からぶっ飛びました。 こんなサイトでまだウミウシがどうのこうのと言っていたマリオ君の頭を構造を疑います・・・


 アンボンの海ではナポレオンはわりとよく見ることができます。 ただ見かけるナポレオンがみんな1m前後の堂々たるものばかり。 まだ小型の若魚には全くお目にかかれませんでした。

 さて最終ダイブの Nama Ratsu。 ここは Maluku Divers の前のポイントなのですが、 このでっかいナポレオンを35m付近で発見。 フラフラと着いて泳いでいくとWallの下の砂地 深度40m になんと 直径2m (海龍が両手を広げた幅よりも直径がでかい)のマーブル・レイがいるではありませんか! マリオが1.5m径のマーブル・レイがいると自慢気に話していましたが、そんなのカポポサンにはわんさかいるよと相手にしていなかったのですが、こいつは掛値なしにデカイ。 一瞬 もっと近づいて写真を撮る人に大きさの比較になろうと考えたのですが、「クロッコダイル・ハンター エイに刺されて死亡」 の件が頭をよぎり途中でミッション・アボートとしました。 が、無鉄砲 Doctor I は45mまで 逃げるエイを追いかけていったのでありました。

 上の写真は 巨大マーブル・レイを発見して 後続に知らせる海龍です。 右の写真は 大物をみるとクレイジーになる Doctor アイ が水深○○米まで追いかけていって兎に角撮影したもの。 マーブル・レイの前方に写り込んでいるのは1mクラスのナポレオンですからマーブル・レイの大きさが判るでしょう。






[2006/11/03 記]  

テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

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