海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

スポンサーサイト

--/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- 記]  

  1. |
  2. スポンサー広告

シーラカンス じゃかるた新聞 掲載記事

2006/12/03


じゃかるた新聞に掲載された下記2つの記事を ここに載せておきます。


2006年3月11日
シーラカンス調査へ・アクアマリンふくしま・自走式水中カメラで撮影・来月17日からマナド沖で・・
 
  生きた化石として知られる古代魚「シーラカンス」を撮影し、生態解明に役立てようと、福島県いわき市小名浜の海洋科学館「アクアマリンふくしま」(安部義孝館長)は4月17日から30日まで、インドネシア科学院(LIPI)、サムラトゥランギ大水産学部と協力し、北スラウェシ州マナド沖で学術調査を実施する。1938年に南アフリカ海域で発見されたシーラカンスは、1998年にマナド沖で別種が見つかり世界的なニュースとなったが、生態調査は進んでいないまま。 シーラカンスが海中を泳ぐ映像の撮影に成功すれば、古代魚の生態を解く手がかりとして貴重な資料になりそうだ。

 アクアマリンふくしまの岩田雅光主任によると、2000年に開館した同館は、小名浜沖を流れる黒潮の源流がマナド沖であることから、同沖に住むシーラカンスの化石や模型の展示コーナーを設置、国際研究組織「シーラカンス委員会」を設けて、国内外の研究者を集めたシンポジウムを開催してきた。

 2001年には、インドネシアのシーラカンス研究の第一人者であるLIPIのモハメド・カシム研究員を同館に招いたことがきっかけで、インドネシアの研究者たちとの交流も深まり、このほど、インドネシア政府から調査許可が下りた。

 安部館長らアクアマリンふくしまの調査員六人は4月11日にジャカルタ入り。LIPIや米国の高深度潜水チーム九人と合流した後、17日からブナケン島周辺のマナド北西沖で調査を開始する。

 現地で調達した船舶で沖合いに向かい、高深度潜水チームが海中の調査に当たるほか、最大水深300メールまでの潜行が可能な自走式水中カメラを用いてシーラカンスの映像撮影を試みる。

 シーラカンスは水深100─300メートルの洞くつに生息しているとみられ、撮影は困難が予想されるが、少なくとも、生息地域の状況を撮影し、シーラカンスの生体解明に役立てる方針だ。

 5月2日にはジャカルタで報告会が行われる。自走式水中カメラの担当として来イする岩田主任は「今回の調査が今後の研究につながることを願っている」と語った。


■ マナド沖のシーラカンス

硬骨魚類の総鰭(そうき)類に属するシーラカンスは、約四億年前の古生代デボン紀に登場し、約七千万年前に絶滅したと考えられていたが、1938年、南アフリカ沖で発見され、50年代には西インド洋のコモロ諸島、マダガスカルなどでも生息が確認された。

 その後、発見例は途絶えていたが、1998年、マナド沖でシーラカンスが捕獲され、話題に。捕獲されたシーラカンスは、DNA鑑定で西インド洋の生体と別種であることが確認されたほか、標本にされ、ボゴールの生物学研究センター動物館に保管されている。

 マナド沖では、サメ捕獲用の底刺し網にかかるなどした四匹のシーラカンスが確認されているが、事情を知らない漁民の間で、売買されることも。発見時期がスハルト政権崩壊直後の混乱期だったこともあり、保護活動が進まなかったが、国際協力機構(JICA)の支援もあり、政府が保護委員会を設置している。


 
 2006年5月31日
 古代魚『シーラカンス』ブオール沖で撮影に成功! 
 
 シーラカンス発見

 スラウェシ島の海に太古の時代から生きてきた伝説の魚、シーラカンスを追って一年前から捜索活動を続けてきた福島県いわき市小名浜の海洋科学館「アクア マリンふくしま」(安部義孝館長)の日イ合同の調査チームは、30日午前8時半、中部スラウェシ州ブオール沖五百メートルのさんご礁付近でシーラカンスを 発見、クルーザーに搭載した自走式水中カメラで、撮影に成功した。「幻の古代魚」の生きた姿を撮影したのは日本の研究チームとしてはこれが初めて。生物の 起源を探る上で学術的に貴重な記録となる今回の撮影は、世界的に高く評価される快挙である。

 幻の古代魚
 シーラカンスは「陸上生物の祖先」と呼ばれ、海洋生物が陸上に上がる進化を探る上で貴重な手がかりが得られるとされている。硬骨魚類の総鰭(そうき)類に属し、約4億年前のデボン紀に登場。約7000万年前に絶滅したと考えられていた。

 し かし1938年、南アフリカ沖で発見され、1950年代には西インド洋のコモロ諸島、マダガスカルなどでも多数の生息が確認されている。その 後、発見例は途絶えていたが、1998年、インドネシア・スラウェシ島のマナド沖でアジア初のシーラカンスが捕獲され、世界の注目を集めた。(捕獲された シーラカンスは、DNA鑑定の結果、西インド洋の生態とは別種であることが確認され、標本の上、ボゴール生物学研究センター動物間に保管されている)。

 スラウェシ沖で撮影
 スラウェシ島の北の海の地形は、多数のシーラカンスが確認されている南アフリカ沖やコモロ諸島近海に類似している。 珊瑚礁の遠浅の海は、大昔、溶 岩が流れ込んできたドロップ・オフで、外縁が突然、数百メートルの深みに垂直に落ち込んでいる。(アフリカのシーラカンスは、水深150mほどの珊瑚礁の 外縁に多数存在する岩の割れ目や横穴に群れを成して生息している)。 今回、スラウェシ島で撮影に成功したシーラカンスは、珊瑚礁に沿った水深170m付近 の洞窟の奥に潜んでいるところを発見された。(水温は17度)。

 発見した調査チームの岩田雅光主任は「さんご礁に沿った水深170メートル付近の洞窟の奥にシーラカンスは静かに潜んでい た。 水温は17度。まるで調査チームが訪れるのを待っていたようにたたずんでいた」と船上から語った。 

 岩田さんによると、潮の流れる方向や速度の変化が激しいスラウェシ沖の海での水中カメラの撮影は困難を極めた。撮影時間は約 5分。奥行き5メートルほど の洞窟の一番奥に姿を潜めた全長約1メートルのシーラカンスは、緑色の目を光らせ、左右のヒレをゆっくり上下させていた。

  夜行性で日中は岩陰に潜み、夜はエサを探しに出てくると考えられているため、この日の朝も、さんご礁付近の洞穴を探っていた ところ、ついに「幻の魚」との幸運の出会いが実現した。

 スラウェシ島の北の海の地形は、多数のシーラカンスが確認されている南アフリカ沖やコモロ諸島近海と類似している。 さんご礁 の遠浅の海は、大昔、溶岩が流れ込んでできたドロップ・オフで、外縁が突然、数百メートルの深みに垂直に落ち込む。

  アフリカのシーラカンスは、水深150メートルほどのさんご礁の外縁に多数存在する岩の割れ目や横穴に群を成して生息してい る 。このため、日イ合同チー ムは、スラウェシの海でも「きっとこの付近に生息している可能性が高い」と考えた。 「シーラカンスは必ずいる」と信じ、チームは広い海の中で、全く手探り の調査を続けてきた。

  昨年4月の調査では、2週間の調査期間で水中カメラで83地点を計1258回にわたって撮影。ダイバー六6による潜水調査で は、水深約150メートルの海中5地点で計160間の調査を行った。しかし、発見には至らなかった。

  今回の調査は方針を変え、水中カメラだけで広域調査を試みた。4月22日、現地入りしたチームは、マナド沖での107回の水 中撮影調査に続き、スラウェシ島北部のブオール沖を中心に調査を実施した。

 日イ合同研究チーム
 「アクアマリンふくしま」は2000年7月に開館。 開館直後からシーラカンスの研究に着手した。 インドネシア科学院 (LIPI)海洋学研究所のモハメ ド・カシム研究員、ジョコ・ハディ・クナルソ研究員と、マナドのサムラトゥランギ大水産学部と協力し、日イ両国の研究者とスタッフが情熱を結集し、準備や 調査に6年の歳月をかけた末の快挙だった。 

 生態解明に貴重な一歩
 安部館長は国際電話で「永年の夢がやっと実った。生態解明の貴重な一歩となるだろう。大災害が続くインドネシアにとっても、 良いニュースとなれば」と喜びを語った。調査チームは発見地点のブオール沖を重点的に調査し、撮影と生態観察を行っていく。





「インドネシアのシーラカンス」 シリーズ





[2006/12/03 記]  

  1. |
  2. [インドネシア・ジャカルタ] シーラカンス 編
  3. | コメント:0

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

海龍

Author:海龍

内容分類 ・ 内容別 目次

 

SeaDragon 海龍亭 別館 SeaDragon 海龍のつぶやき -ダイビング編

最近の記事

リンク

サイト内検索

Best Regards !!!





blogram投票ボタン





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。