海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

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それでも何か釈然としないボロカサゴの同定

2007/01/12

相手が規格品の機械ではなく、生物なので個体差があるのは当たり前なのだが、どうもこのボロカサゴ属というのは個体差が激しすぎるようで素人である海龍の手にはおえない。 海洋生物学者であれば ○○が何本で××が何本でとかいった調子で同定作業をすすめて種を特定していくのだろうけれども、素人には見た目とどこで見たかしか手がかりはない。

 黄色の奴だってボロカサゴのようだけれども目の下に白い斑点がくっきりとある。 これはニセボロカサゴの特徴って書いてあったじゃないの~! と文句の一つも言いたくなる。 さらに背鰭軟条部に長楕円形の明瞭な黒斑っていうけどそんなのみあたらないよぉ・・・ でも 左の写真からも 体の模様が小さな円形パターンであるという特徴からみてボロカサゴとすることで納得するとしよう。



 もっと気に入らないのが赤紫の奴。
下顎に皮弁があるからってことでボロカサゴとしたけど、どう見たって普通にボロカサゴと言われているものと異なって見える。  だいたいボロカサゴの和名はボロボロの衣料をまとったような体中の皮弁からそういう名前になったんでしょうが・・・

こんな風に体表面がボロボロでこそボロカサゴ。 ちゃんと円形の班も判り易いし・・・ 

 だいたい体にほとんど皮弁がないのに下顎に少し皮弁があるってだけでボロカサゴと同定していいんだろうか・・・ などとブーたれているところで遭遇したのが イタリアの海洋学者3名を中心にインドネシア周辺の海洋生物に関して記載しているWebサイト - Life at the Edge of Reef  - 。 この中に Rhinopias frondosa と Rhinopias eschmeyeriについて 判りやすい写真と解説があった。 本来、別のページになっていたのだが対比しやすいように両方を並べる形で原文をいじらずにアレンジしてみたので こちらから参考に見て欲しい。

 早い話が この中には 下顎に皮弁があるのに Rhinopias eschmeyeri として記載されている写真があるのだ! 
取り合えず右の写真1枚をアップしておくが、ちゃんと下顎に皮弁がついているのが確認できる。

どうも 下顎の皮弁の有無は決定的な根拠にはならないような雲行きになってきた ・・・





★ボロカサゴ属シリーズ★
ボロカサゴ属 (Rhinopias) との出会い (レンベ海峡 ビトン)
ボロカサゴ属の仲間たち
ボロカサゴ属の仲間 雑学
レンベ海峡のボロカサゴの仲間の正体は?
それでも何か釈然としないボロカサゴの同定
8つめの種類にしてしまえ~!

Rhinopias frondosa と Rhinopias eschmeyeri  (from Lfe at the Edge of Reef)


 






[2007/01/12 記]  

テーマ:海水魚 - ジャンル:ペット

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