海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon -

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ジャカルタ大洪水5日目 - 初日からの日記風 記録 -

2007/02/06

毎週水曜日の夜は 海龍がテニスでしごかれる夜です。 31日(水)夜も雨を心配しながら10時頃まで汗ダクダクになっていました。 なんとか雨が降らずにすんだと部屋にもどった直後から雨が降り始め夜中にはかなりの降雨量。 それでも全然心配していなかったのですが・・・

2月1日(木)
起きてみるとどうも様子がおかしい。 SeaDragon 店舗に電話を入れると住み込みスタッフが Jl.Benhil がバンジール(洪水)だと騒いでいます。 あそこがバンジールだと自宅から店までの何通りかのルートのうちほとんどはどこかで冠水場所があることを経験から知っているのと当日はセダンしか車がなかったこともあり、店舗へはいかずに自宅のStudio で仕事をすることにしました。 洪水初日、でも まだ停電はしていない。
 
右上の写真: Benhil 通りからSeaDragon への 最終アクセス部分。 この先は人の胸あたりまでの冠水(2日正午撮影)

2月2日(金)
昨日 店に出なかったので スタッフに1月分の給与を渡していません。 洪水になるとなにかと物入りになるので これは今日中に給与を払わなければと 冠水の一番少ないと思われるルートで意を決してSeaDragon へ向かいました。 店に到着するとスタッフより「さっきから停電です」とのこと。  また どこかで変電器に水でもはいったのかと それほど心配していなかったのですが、なかなか電話の繋がらないPLNの窓口へ問い合わせさせたところ 一帯が冠水しているので 漏電防止の為、電力供給を停止しているとのこと。 経験上 1日は水が引かないので 今日は通電は無理だなと メンテナンス上の指示だけして 自宅に帰って仕事をすることにしました。 自宅に着いて PCを立ち上げると なんと インターネットが 数種のプロバイダーを試したのですが、回線は繋がるものの どのサイトへも不通なのです。 (後日、テレコムの施設が水没して 市内のメイン回線がかなり不通になったことを知りました)

停電初日 まだ あまり心配してはいませんでした・・・

左上の写真: BRI ビル裏側から SeaDragon へアクセルする道路 (2日 昼過ぎ撮影)

  2月3日(土)、 この日は OWの講習生が昼すぎから来店する予定になっています。 店一帯は相変わらず停電とのこと。 女房のSUVを借りて 少し早めにSeaDragon へ。 電気が使えないので クラス・ルームから 必要な机や器材を 窓際の明るい場所に移動させてセッティング。 本日は 出張にでていた AI 候補生の飛雄馬さんも空港から 直接 SeaDragon へ来ることになっていました。  空港への高速道路は 冠水で悪名が高かったのですが 昨年大規模な対策工事が終わったので もう大丈夫だと思っていたのですが、空港からやってきた飛雄馬さんの報告では 途中数箇所で60cm位の冠水で セダンでの通行は不可。 同氏もシルバーバードでキジャンを調達して帰ってきたとのことで 所要時間 なんと3時間(何もなければ40分位の道のりです)
 
Benhil 一帯の冠水は 昼ごろ 少し減少する気配を見せたものの、その後 また増水。 停電2日目です。 PAM (水道局)からの水のサプライも止まっているようです。 蛇口を開けると ほんの少しずつたれるようにはまだ水がでるので これを全て溜め込むようにスタッフに指示。 それでもまだ危機感はあまりなかった・・・

右上の写真: スディルマン通り スマンギ交差点 北側 南下り車線、アタマジャヤ大学前付近は数百米に渡り 30cm程度の冠水。 救援ボートを積んで現場に向かうDKI当局の車 (3日 夕方 撮影)

2月4日(日)
OW の講習生のプール実習を予定している日です。 スナヤン競技場は洪水の被害を受けておらず 競技用プールは使用できるとのこと。 プールに着くとさすがに 洪水の影響か いつも それなりにいる ダイビング練習生が 2人しかいません。 人がほとんどいないのと きれいな水(雨)がたくさん入った為(?)か いつも 大きな大会の直前以外は 透明度の悪いプールがまるで一流リゾートホテルのプールのごとき透明度です。 50mの競泳用プールで 40m程度の透明度でした。 もっともうちのOW練習生が 底の沈殿物を目一杯かきまぜてくれたので 帰るころには 10m程度まで落ちましたけど(苦笑)

この日も 女房のSUVを利用していたのですが、 店に行く途中の高速道路で昨日は10cmくらいの冠水場所が30cm位まで増水していました。 SUVなのでちょっと強気で冠水部分を渡りきったのはよかったのですが、店舗到着してエンジンを切ったら再スタートしなくなって 真っ青になりました。 (別のところで書きますが 1996年の大洪水の際に かなりとんでもない目に遭っているんです)  結果的にはセンサーが水をかぶっただけで 自然乾燥の後は問題なく エンジンが始動して 本当にほっとしました。



先日 排水用のサンピットとポンプの設置工事が完了したばかりなのに相変わらずバンジールのグドン・サハリ通り アンチョール入り口付近 (4日 午前中 撮影) ジャカルタ首都高速道路 内回り グロゴール。 横の一般道は1m誓い冠水で高速道路の側壁の上側より浸水。 (4日 午前中 撮影)

パークロイヤル横の放水路は今までの洪水時と同様に今回も氾濫してはいなかったのですが、昨日はまだ30cm位の上乗りが残っていたのに プールからの帰りに見ると もう 余裕が全然ありません。 停電3日目です。 かなり心配になってきました。 SeaDragon の大水槽も停電で循環が止まり、 バッテリー起動のポンプとエア・タンクを利用して 少しは水を循環させてはいたのですが 光量が足りないのとやはり循環不測での水質の悪化などで 魚たちが弱まっているのがはっきりわかる状況になってきました。 イソギンチャク類は完全にグロッキーなのが見て取れます。



現在のメイン放水路、アンケ付近。 写真では判りづらいが土手が決壊したのではなくて土手の上部を越えて周辺に流れ出ているのが判る。 (4日 午前中 高速道路より撮影 3日には冠水していなかった タムリン通り サリナ・デパート前交差点付近
(4日 夕方 車内より撮影)

2月5日(月
今日から平日です。 週末は 普通の会社はお休みなので 道路も 冠水しても それなりの渋滞しかしていなかったのですが 平日となってどうなるでしょう。 Benhil 一帯は30cm位 水が引いたとのこと。 それでもまだ最深部では50cm以上の冠水。  停電4日目です。 スタッフの飲料水が心配になってきました。 トイレ用水は 洪水の水をバケツで汲んでくればいいとして 飲料水はストックがそろそろ切れるころです。 アクアのガロン・ボロルでも 持ち込まないと・・・ と考えていたところ、スタッフに聞いたら 自家発電機のある家から 水を分けてもらっているとのこと。  自家用発電機かぁ! なんでもっと早く気がつかなかったのでしょう。  そのうち通電するさ・・・と 自分が居住していないので深刻に考えていなかったので思いつかなかったのです。 急遽 スタッフに近所の状況を調べさせると 10数戸に1戸くらいの割合で 一番小さい自家用発電機があるそうです。 

その辺に詳しい華人の友人に連絡をとり 相場価格、 狙い目の機種などを教わり、  グロドックへ直行。 グロドックと言ってもそれなりに広い。  うちのスタッフ君が 自家発電機は確か あっちの裏の方に店があったと思うという角を曲がったとたん、わ~っ!
その一角は人だかりです。 店の前に発電機が山ヅミになっています。 発電機を求めて集まっているその辺のおっちゃん・おばちゃん達の話を総合すると 停電になっているのはかなりの広範囲のようです。 

グロドック 自家用発電機 に群がる人々店頭に山済みになっているので安心して あっちこっちの店を覗いて 機種や スペックをチェックして やっとお目当てのものを決めたのはいいのですが、なんと ブツがない! あの山ずみの商品はなんだぁああ! と詰め寄ったら 実は全部 売約済みで 持ち帰り前チェック待ちの商品とのこと。 それでも 各店の店員によると 現在 工場から商品を取り寄せ中なので 夜には追加商品が届くだろうとのこと。 こっちの時間の約束はまったくあてにならないのは 周知の事実。 近くにいたおっさんが わしはもう5時間以上も待っているとのこと。 こりゃ かなりまずい。 すぐにATMにいって 現ナマをボケットに突っ込み ブツ強奪作戦に突入です。

上の写真 : 3000~5000 W キャパの自家発電機が 一番の売れ筋の様子。 停電が長引いているので とりあえず電灯だけという 1000W以下の 軽量級は あまり人気がない。 クーラーも1台くらいは動かしたいという人は 7500W クラスをもとめていた。 それ以上は大型になりすぎて 購入しているのは オフィス関係者のように見受けられた。

一時間ちかく スタッフと血眼になって 予約外にブツをまわしそうなところを探していると さっき通ったときには なかったブツの山に出くわしました。 そうです。  その店の追加商品が到着して荷降ろしが終わったばかりのところなのです。 幸いにも それは我々の求めているタイプで 製造メーカーもOKです。 ブツも着いたばかりで 他の待っていた人もまだ気がついていない様子。すかさず 店のスタッフではなく ボスと思しき人物を探し出して直交渉。 めでたく交渉成立で  速攻で スタップのオートバイに無理やり縛り上げて搬出。 (ボヤボヤしていると他の客と 揉める可能性あり) 

スタッフ君は 洪水渋滞と冠水を掻き分けて 後ろで落ちそうになるブツをハティ・ハティでSeaDragon まで普通なら30分の距離を2時間もかかって搬送。 設置終了は本日の夜 8時。 60時間ぶりに SeaDragon に一部とはいえ 電灯が灯ったのでありました。 これで 今晩は泊り込みのスタッフもちゃんとマンディができるでしょう。

それにしても うちの女房にせよ、知人にせよ 今買うと高いから 待てとか、 知り合いから安く買えるから数日待てとか・・・ ほんと華人には緊急時に緊急対策を金で買うという発想のない人が多いのには呆れた。 いくら自分たちには直接の被害はないにせよ自分の店舗を身を張って苦労して守っているスタッフ達への最低限のオーナーとしての配慮ってなことを考えるのは日本人位なんでしょうかねぇ・・・


ジャカルタ大洪水 シリーズ


 

[2007/02/06 記]  

テーマ:インドネシア - ジャンル:海外情報

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